症例紹介CASE

  • 2021.6.21 症例紹介

内科症例(犬、肥満細胞腫)

肥満細胞腫とは、肥満細胞という免疫細胞が腫瘍化した癌のこと。本来は、体の防衛として機能している細胞が癌化するケースは多々あります。悪性度の低いものから高いものまで様々で、腫瘍の状態によってグレード1からグレード3に分類されます。

特に肥満細胞腫は、犬や猫に良くみられる腫瘍であります。肥満細胞腫は皮膚にできる腫瘍の中で一番多く認められるものであり、皮膚以外にも身体の様々な部位に発症する可能性があります。

皮膚に発生した場合はしこりや潰瘍のような病変ができ、その部分に炎症や脱毛を伴うことがあります。肥満細胞は、細胞が腫瘍化するとヒスタミンという物質を放出するため、周りの組織に炎症や浮腫を起こします。また、血管拡張して血圧が下がったり、胃や腸に潰瘍ができることがあります。

「ダリエ兆候」という、特殊な反応が認められる場合もあります。

急速に腫脹し、紅斑や紫斑が認められます。

肥満細胞腫の治療は、第一選択は外科手術、第二選択は抗がん剤です。

予後の良好な場合から悪い場合など様々なため、もし異常を発見したらすぐに受診しましょう。

 

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