症例紹介CASE

  • 2018.5.21 症例紹介

No8.外科症例(犬、角膜潰瘍)

症例は13歳、未去勢の雄犬。目がしょぼしょぼするという主訴で来院されました。

眼科検査の結果、角膜(でコンタクトレンズを乗せる部分です)の表面に、全面積の約85%に渡る大きな角膜潰瘍が出来ていました。そのため、目が痛く、いつも通りに目を開けることができなくなり、しょぼしょぼしていたと考えられます。また、涙が多い、目ヤニが多いといった症状も見られました。

早速、数種類の点眼薬、内服薬での治療を開始し、本人が目をいじってしまわないようにエリザベスカラーも装着して、万全の態勢で治療に臨んでもらいました。、、、が、何日経過してもなかなか改善が認められませんでした。実は、涙の量が少ない子や老齢の子では、このように治療の反応が乏しいことが時折あります。

そこで、本人の健康状態には問題がありませんでしたので、飼い主様と相談し、麻酔下で角膜潰瘍の部分に人工の細胞シートを乗せ、眼瞼縫合術を行いました。細胞シートを乗せた後に、まぶたを縫合する手術行い、細胞シートが落ちないようにし、また、まぶたの裏の血管が患部に届くので角膜潰瘍の治癒を促しました。

その結果、とても大きく深かった角膜潰瘍もきれいに完治しました。私達もこれで一安心です。おじいちゃん犬でしたが、本当によく頑張ってくれました!

根気強い治療が必要な場合、飼い主様も動物本人も治療に疲れてしまう場面が時折ありますが、それでも頑張り続けて良い結果に繋がってくれると嬉しさも倍に感じます!目の痛みから解放されて,これからはまた普段通り穏やかな生活が送れそうですね♪

 

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