症例紹介
CASE
- 2024.7.5
No.241外科症例（猫、毛球症、腸閉塞）
嘔吐を主訴に来院した猫です。１日前から嘔吐が始まり、段々と食欲もなくなってしまったようです。
レントゲン検査では胃が大きく拡張し、エコー検査では液体状の内容物がたくさん溜まっていました。空腸に５ｃｍ程度の毛玉が詰まっており、腸閉塞を起こしていました。その結果、胃にも大量の液体が溜まったようです。
詰まった毛玉は手術で無事に摘出しました。
毛玉は時として命に関わることもあります。体内でカチカチに固まってしまうこともしばしば。
術後なかなか食餌を摂ってくれず心配でしたが、退院するとすぐに食餌も食べ始めてくれ、スタッフ一同ほっとしました。病院だと緊張で食べられなかっただけだったんだね！
基礎疾患の腎不全も手術、麻酔後も特に問題は生じず、無事に終了となりました。
今後は毛玉ケアのサプリメントやサマーカットで予防していきましょぅ！
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MORIYA Animal Hospital
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