症例紹介

CASE

  • 2018.10.29

不正咬合(ウサギ)

ウサギは常生歯で、人と異なり生涯に渡り歯が伸び続けます。しかし、食餌を食べたり普段の生活を送る中で、歯が少しずつ擦れるため、歯は一定の長さで収まり伸びすぎてしまうことはありません。

不正咬合と言って歯並びが悪い子の場合、歯が擦られることがないため、時間が経つと歯が伸びすぎてしまいます。

←下の前歯が伸びすぎてしまい、鼻にぶつかってしまっています。ここまで、歯が伸びてしまうと、上手く食餌がとれなくなってしまいます。

このような場合、長くなりすぎた歯が邪魔になり、生活できなくなってしまいます。そのため、定期的に歯切りを行います。歯切りの間隔は、不正咬合の程度によっても異なりますが、月に一回ほどのペースで必要となることもあります。

前歯の不正咬合であれば外から見えやすいのですが、奥歯の場合、お家ではなかなか状況が確認できないため、特に注意が必要です。食欲(しっかり食べれているかどうか)が1つをバロメーターになりますので、しっかり確認しましょう。

 

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