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  • 2024.8.29

内科症例(猫の糖尿病の新薬について)

猫ちゃんの糖尿病は意外と多い病気です。

愛猫ちゃんが糖尿病と診断されたけど、毎日のインスリン注射ができず、治療を諦めている方も。。そんなお悩みの方に新情報!

今年9月から猫の糖尿病治療に新しいお薬がでます。

なんと!注射ではなく、飲み薬タイプ(内服薬)です!!!画期的な新薬をご紹介します。

動物用糖尿病治療薬:センベルゴ

 

 

 

 

 

 

 

初回投与から1週間以内にほとんどの猫で血糖値を安定してコントロール可能。

商品名:センベルゴ 30ml(液体タイプ)

成分名:ベラグラフロジン製剤

特徴:①1日1回経口投与の液体です ②頻回の血糖値検査による血糖曲線の作成は不要です ③低血糖は認めません。 ④体重あたりの容量で投薬します ⑤5倍量投与での安全性が確認されています。

<猫の糖尿病診断基準:ALIVEの診断基準>

1⃣血糖値が270㎎/dL以上であり、高血糖による臨床兆候を呈している猫のうち、下記の少なくとも1項目を満たす。

◇血糖フルクサミン値の高値  ◇尿糖陽性を2回以上確認

2⃣血糖値が126㎎/dL以上かつ270㎎/dL以下であり、下記の少なくとも2項目を満たす。

◇高血糖の古典的な臨床徴候(多飲/多尿/多食/体重減少) ◇血清フルクトサミン値の高値 ◇尿糖陽性を2回以上確認

 

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