症例紹介

CASE

  • 2019.4.7

No30.外科症例(犬、誤食、肝臓腫瘤切除)

「ハァハァしている」との主訴で来院した、シニア犬です。元々の持病で、「僧帽弁閉鎖不全症」、「てんかん発作」、「クッシング(副腎皮質機能亢進症)」を患っている症例です。

レントゲン検査にて、胃の中に気になる陰影が見つかり、異物を疑い開腹手術を行いました。

 ←レントゲン検査で胃の中に白っぽいものが映っています。

←胃切開手術で摘出された異物。小さな胃の中は大量の異物でパンパンに膨れ上がっていました。

いずれの基礎疾患も麻酔のリスクが高いため、以前より認められていた肝臓の腫瘤(できもの)も併せて手術することになりました。

←肝臓の腫瘤を2箇所切除しました。

術後すぐ、食餌もしっかり食べ始め、持病のために心配していた血栓なども起きることなく、無事に退院出来ました。

 

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MORIYA Animal Hospital
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