症例紹介

CASE

  • 2019.11.11

脂肪幹細胞療法、レーザー療法、リハビリテーション(犬、椎間板ヘルニア)

椎間板ヘルニアを疑うダックスフントのシニアの症例です。

1か月前に椎間板ヘルニアを発症し、両側とも後肢が麻痺してしまい歩けなくなってしまった症例です。

発症してすぐに内科療法を始めましたが、暫らく継続しても症状改善が認められませんでした。そこで飼い主様には手術も検討して頂きましたが、相談の結果、再生医療の一つである脂肪幹細胞療法とレーザー療法、リハビリテーションを実施することとなりました。

脂肪幹細胞療法は体の外(インキュベーターと呼ばれる特殊な空間で育てます)で増やした脂肪幹細胞を、静脈からゆっくりと点滴で入れます。治療は1時間ほどで終了です。麻酔なども必要ありません。また、今回は、脂肪幹細胞療法の当日から、レーザー療法とリハビリテーションも同時に開始しました。レーザー療法とリハビリテーションは週に1回のペースで行うことにしました。

脂肪幹細胞療法の1週間後の再診時には、今まで行けなかったトイレに自力で行けるようになり、治療2週間後には段差を乗り越えるまでに改善しました。
再診をする度に歩き方も良くなってきていて、スタッフ一同大喜びです。

final

 

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