症例紹介

CASE

  • 2025.1.24

内科症例(犬:パグ、石の誤食、催吐処置)

散歩の時に石を食べてしまったとのことで来院されました。

本当に誤食しているかどうかを確認するため、レントゲン検査を行いました。

レントゲン検査にて、胃内に大きめの石を2つ確認できました。

そのため、トラネキサム酸の静脈注射で催吐処置を行いました。

この催吐方法は薬剤を静脈内に急速に注入することで、数分後には嘔吐をさせることができます。もちろん100%の確率で嘔吐させることができるわけではありません。しかし、高確率で嘔吐させることができます。

今回も静脈内のトラネキサム酸の投与を行いました。数分後、ちょっと気持ちが悪くなってきました。

その後、そのまま数秒待っていると、、、数回にわたり嘔吐しました。

その中に、大きめの「石」を2つ発見しました!

念のため、全ての石が残っていないことを確認するために、レントゲン検査を再度行いました。

催吐処置で、無事に石が胃の中になくなったことを確認できました。

その後、血管の留置針を取り、吐き気もおさまり元気にご帰宅されました。

 

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