症例紹介

CASE

  • 2024.11.12

内科症例(犬、角膜潰瘍、BioSISECM使用の眼瞼縫合治療)

犬、チワワ、雄の角膜潰瘍の症例です。

「同居の犬にやられてしまったのかも」と目を痛がって来院されました。

角膜には深い潰瘍が出来ていました。数日間は目薬で治療しましたが、徐々に潰瘍が悪化したため、「眼瞼縫合」という手術を行うこととしました。

進行が速かったため、眼瞼縫合手術の際に「BioSIS ECM」という再生シートを使用し、角膜の再生を促すこととしました。

「BioSIS ECM」とは組織の再生剤であり、角膜専用にDisc状に開発されているものがあります。海外にしか販売されていませんので、アメリカから取り寄せています。

「BioSIS ECM」 に対する画像結果  ⇦  BioSIS ECM

これを角膜の上にのせて、上下の眼瞼を縫合して目を塞ぎます。

1~2週間後に縫合した糸を抜糸します。

目を開けると。。。。

綺麗に角膜潰瘍が良化し、白く瘢痕化(傷跡)した角膜に変化しました。

ワンちゃんも目の痛みが取れて、元気に過ごせるようになりました!!

 

<before>   <after>

 

 

 

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