症例紹介

CASE

  • 2022.6.6 症例紹介

内科療法(犬、チョコレートの誤食)

チョコレートを包み紙ごと食べてしまったとのことで来院されたワンちゃん。

すぐに薬を静脈内投与して、催吐処置を行いました。

吐いたものは・・

数分後、アルミの包み紙もしっかり嘔吐してくれました。

その後もチョコレート中毒の症状はなく、元気に過ごしています。

皆さまのペットちゃんも、チョコレートや硬い異物などを誤食した場合すぐに来院してください。

<チョコレート中毒>

チョコレートに含まれる中毒成分は主にテオブロミンで、カフェインの濃度はかなり低いです。ミルクチョコレートやビターチョコレートなど、ものによってテオブロミンとカフェインの含有量が異なります。

 ホワイトチョコレート・・テオブロミン(0.0089mg/g)/カフェイン(0.03mg/g)                         ミルクチョコレート・・テオブロミン(2.0mg/g)/カフェイン(021mg/g)              ダークチョコレート ・・テオブロミン(4.64mg/g)/カフェイン(0.71mg/g)                                ココアパウダー・・テオブロミン(26.3mg/g)/カフェイン(2.5mg/g)

テオブロミンとカフェインを20mg/㎏摂取すると軽い症状、40~50mg/kgで重篤な症状が見られるとのことです。

症状は通常、チョコレート摂取後6~12時間以内に現れます。初めに多飲、嘔吐、下痢などが見られ、落ち着きがなくなります。その後、多尿、活動過多、運動失調、震顫、痙攣がみられます。さらに、頻脈、心室性期外収縮、頻呼吸、チアノーゼ、高血圧症、高体温症、昏睡があらわれます。後期に低カリウム血症が見られることもあります。24~72時間後に膵炎を併発することもあり、注意が必要です。

 

 

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