症例紹介

CASE

  • 2024.10.29

No.281外科症例(柴犬、輸血/子宮蓄膿症)

柴犬、12歳、未避妊雌の症例です。

かかりつけ医から当院を紹介されたため、初めて来院されました。

来院時、HCT 6.7%(血液の濃さ)とかなり重篤な貧血があり、ぐったりした状態で来院されました。「子宮蓄膿症」と診断し、すぐにでも手術を行う必要があります。しかし、貧血が重度であったため、手術が行える状況ではありませんでした。

飼い主様の意向でまず輸血を行うこととしました。

輸血後、HCT24.6%(血液の濃さ)と劇的に貧血が改善したため、リスクが高いことを充分ご理解いただいた上で当日手術を行いました。

開腹手術で重度に拡張した子宮を確認しました。腫脹した子宮と卵巣を摘出して、腹腔内の洗浄w行いました。

取り出した子宮はかなり大きかったため、飼い主様もビックリされていました。

 

手術後翌日、貧血の検査はHCT23.4%であったため、手術による貧血のは悪化はなかったことが分かり安心しました。

日に日に元気になり、ご飯も食べれるようになったため、無事に退院出来ました!!

これからも美味しくご飯を食べて、元気に過ごしてね☆

 

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MORIYA Animal Hospital
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