症例紹介CASE

  • 2020.9.15 症例紹介

No74.外科症例(犬、潜在精巣)

去勢手術を行った成犬です。片側は、「潜在精巣」で、本来生後間もなくして陰嚢に下降してくはずの精巣が、そのままおなかの中(腹腔内陰睾と言います)や鼠径部の皮膚の下(皮下陰睾と言います)で滞ってしまい、ずっと陰嚢内に降りてこないことを指します。

本来あるべき陰嚢に精巣が収まらないと、自分自身の体温で精巣や精子が温まってしまい、精巣腫瘍のリスクが上がることが報告されています。

今回、摘出した精巣は、正常な側の精巣と潜在精巣の側の精巣でサイズが違っていました。一般的に潜在精巣側の精巣が小さく発育不全を起こしていることが多いです。

腫瘍化する前に去勢手術で精巣を摘出してあげることで、腫瘍リスクを抑えられます。そのため、適切な時期に手術を行うことが望ましいです。

去勢手術が済んでいない男の子を飼っているお家は、一度、ペットちゃんの精巣が正しい位置にあるかどうか確認してみましょう。

 

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