症例紹介

CASE

  • 2019.12.31

No51.外科症例(犬、異物・腸管閉塞・腸切開)

2日間食欲がなく、来院した1歳のダックスフントです。

お腹の触診で、硬いものが触知されたため、異物を疑いバリウム造影検査および腹部超音波検査を実施しました。検査の結果、やはり異物による腸閉塞が強く疑われたため開腹手術を行いました。

手術を行ったところ、空腸は赤く充血しており、一部分硬く拡張している部分が認められました。腸切開を行い、摘出されたのは銀杏でした。

どうやら銀杏を殻ごと食べてしまっていたようです。

腸閉塞が起こってから、少し時間が経っていた様で、腸の状態はかなり深刻でしたが、幸い腸の壊死や穿孔は起こっていませんでした。

無事、退院となり、スタッフもみな一安心です。

 

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MORIYA Animal Hospital
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