症例紹介
CASE
- 2019.12.31
No52.外科症例（犬、竹串の誤食、胃切開）
「留守中にお団子を盗み食いしてしまい、竹串が一本見つからない」という主訴で来院した、ダックスの子です。
竹串はレントゲン検査映りにくく、特に本症例はお団子を大量に食べていたため胃の中がお団子でいっぱいになっていたため、検査では適切な判断はできませんでした。また竹串の性質上、胃穿孔などの危険が伴い緊急性が高いため、試験開腹をご提案しました。
ご家族で一晩考えて頂いき、翌日には内視鏡検査と試験開腹を実施しました。
内視鏡検査の結果、竹串が胃に刺さっていたため、そのまま開腹手術に移行しました。幸い、竹串は胃に貫通はしておらず、従来通り胃切開にて竹串を摘出しただけで済みました。
術後間もなくから食欲も旺盛で、元気いっぱい無事退院となりました。
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MORIYA Animal Hospital
モリヤ動物病院（トリミングサロン・ペットホテル併設）
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