症例紹介CASE

  • 2018.4.26 症例紹介

No2.外科症例(猫、腺管癌)

症例は11歳、未避妊の雌猫。

胸にしこりができたとの主訴で来院されました。

猫には一般的に4対、計8個の乳頭があります。右側の三番目の乳腺に硬く、板状に腫れ上がった腫瘤が認められた為、パンチバイオプシーを行いました。パンチバイオプシーとは、病理組織生検の一つの方法で、円形に刃が付いている専用の器具を使って、直径3mmで腫瘤の一部をくり抜き、採った肉片を検査センターに送り病理検査を行います。腫瘍も良性のものから悪性のものまであり、一つ一つの腫瘍の種類により転移の特徴や動向、最適な治療法、予後など全てが大きく異なります。

この子の場合、検査の結果は「腺管癌」という悪性の腫瘍でしたので、右側の乳腺を4つとも全て切除しました。それと同時に、避妊手術を行いました。

術後の経過は良好で、手術の際の病理検査でも取り切れていると診断が下り、本人はすっかり元気に過ごしています。

とはいえ、やはり悪性腫瘍ですので、定期的な検査を行い転移など生じてこないかチェックが必要です。

 

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