症例紹介

CASE

  • 2022.11.9

No.173外科症例(犬、陰部腫瘤)

16歳、体重4.6㎏のMIX犬の女の子。数年前から陰部に腫瘤があり、かかりつけ医で診察を受けられていたそうです。

今年8月に、陰部腫瘤から血が止まらないとのことで、当院に来院されました。

スーパーボール大の大きな腫瘤が陰部から突出しています。

その他、乳腺腫瘤も多数認められていました。

飼い主様との話し合いにより、乳腺腫瘤切除・陰部腫瘤切除・避妊手術を同時に行うこととなりました。高齢であったため、数日間の入院治療を前提に手術に臨むことにしました。

術中も順調な運びで、2時間近い手術にも耐えてくれました。

陰部腫瘤の病理組織検査結果は「過形成性ポリープ」であり、悪性所見はありませんでした。乳腺腫瘤は飼い主様のご希望で病理組織検査は行っておりません。

手術から3か月経過しましたが、現在も元気に生活してくれています。

 

 

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MORIYA Animal Hospital
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