症例紹介
CASE
- 2024.8.17
No.263外科症例(犬、子宮蓄膿症)
13歳のチワワちゃん。
突然、食欲がなくなり熱っぽいとの主訴で来院されました。
来院時、39.4度の熱があり、血様のおりもの認められました。1か月前から血様のおりものが出続けていたが、生理出血と思っていたとのこと。
子宮疾患を疑い、超音波検査と血液検査をさせていただきました。
超音波検査では液体が貯留した子宮が認められ、炎症指数であるCRPが6.9(正常値0~1)と高値でした。そのため、「子宮蓄膿症」を疑い、手術を行うこととなりました。
手術で摘出した子宮は重度に腫大し、液体貯留がみとめられました.
摘出した子宮をメスで切開すると、、、
切開した子宮から緑黄色の液体「膿(うみ)」が大量に流れ出てきました。
このように、子宮内部に「膿」が溜まる病気を子宮蓄膿症とよびます。
手術3日目には食欲も戻り、元気になって4日目には退院しました。
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MORIYA Animal Hospital
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