症例紹介

CASE

  • 2024.9.1

No.266外科症例(犬、右前肢の中手骨骨折)

5ヶ月齢、マルプー君、雄の症例です。

まだ、3回目の混合ワクチンが終わったばかりの子犬ちゃん。

高いところから落ちてしまい、夜間救急に受診したとのことでした。夜間救急では骨折と診断され応急処置のみ行い、翌朝、当院に来院されました。

よく見ると、、、、⇩

そのため、急遽、骨折の整復手術を行うこととなりました。

体重4㎏の子犬であるため骨が大変細く、すべての整復が難しいと判断しました。そのため、中2本(第3,第4中手骨)の中手骨にプレートを装着し整復を行うこととしました。

しっかり横骨折している骨が確認できます。

骨折している骨と骨を合わせて、プレートとスクリューを装着し、骨折部位の整復を行いました。

整復後のレントゲン検査所見です。第2中手骨・第5中手骨は固定せず、第3中手骨と第4中手骨をプレート固定しました。

術後、ロバートジョーンズ包帯を巻いてケージレスト(安静)しながら入院しました。

経過は良好でしたので、現在は自宅で生活し、定期的にレントゲン撮影を行っております!

 

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