症例紹介

CASE

  • 2024.9.29

No.277外科症例(犬、脾臓摘出、脾臓の過形成)

他院さんで脾臓にできものがあることを指摘され、ご来院した6歳のチワワです。
早期の脾臓摘出手術をご希望され、当院にいらっしゃいました。元気がなく、食欲も低下し、突然キャンと鳴くことがあり、夜間に救急病院を受診し、脾臓にできものが見つかったそうです。

まずは、元気食欲などの一般状態を内科治療で改善し、体調が落ち着いたところで手術を行いました。
脾臓摘出を行い、病理組織学的検査をしたところ、結果は「過形成」。ガンや腫瘍ではなく、幸いでした。


過形成とは、正常な細胞が増えてしまうこと。細胞の形や配列などは本来のまま、外からの刺激などによって細胞が増殖し、大きくなる病態です。
身近なものだと、ほくろやポリープも過形成の一種です。

 

手術のあとの経過は順調で、元気に退院しました!

 

 

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