症例紹介

CASE

  • 2025.8.1

No.310外科症例(ウサギ、精巣 間細胞腫)

トリミングで精巣が腫れていると指摘されたという主訴でシニアのウサギが来院しました。

左右の精巣が明らかにサイズが異なっており、精巣摘出手術を行い、精巣は病理組織学的検査を行いました。

オレンジ色の矢印:腫大した精巣
腫瘍が見つかりました

緑の矢印:萎縮した精巣
精細管の萎縮が見つかりました

手術や麻酔は何事もなく無事に終わり、元気に退院しました。

病理組織学的検査の結果は「間細胞腫」でした。
間細胞腫は良性の腫瘍で、間細胞(ライディッヒ細胞)に由来します。

普段の生活でも、ボディーチェックをこまめに行う習慣をつけると便利です。撫でながらチェックしたり、爪切りなどグルーミングの時にも見えやすいです。特に、お家でシャンプーはおすすめ!ふわふわの毛が濡れることで、地肌の状態が観察しやすくなります。
万が一ご心配なことがありましたら、すぐに受診するようにしましょう!

 

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MORIYA Animal Hospital
モリヤ動物病院(トリミングサロン・ペットホテル併設)
中町センター病院(町田市)
 東京都町田市中町2丁目15-18 TEL:042-726-1500
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