症例紹介

CASE

  • 2022.6.17 症例紹介

No159.外科症例(犬、腸閉塞、胃内異物)

「2~3日おきに吐いてしまい、調子が悪い。食欲も減ってきた。」という主訴でシニア犬が来院しました。

検査を行ったところ、レントゲン検査にて異物を疑うようなサインが腸に2か所、胃に1か所見つかり、また膵炎も発症していることがわかりました。

緊急の手術を行ったところ、胃と腸の中からプラスチックのおもちゃの破片がたくさん出てきました。

腸は空腸と回盲部におもちゃが詰まり、腸閉塞を起こしていました。

元々、基礎疾患として重度の心臓病を患っていたため、心臓病で入院していた病歴もあったため、細心の注意を払っての麻酔手術となりました。幸い、麻酔中も容体は安定していて、無事に手術を終えることが出来ました。

食べてしまったおもちゃが胃から腸へ流れる際に膵臓を痛めつけてしまって急性膵炎も併発していましたので、数日間の入院で膵炎の内科治療も同時に行いました。その結果、5日後には元気に退院となりました。

腸閉塞を起こすと、水や食餌が腸を通過できなくなるため、臨床症状としては嘔吐が一般的に見られます。そのまま放置すると腸に穴が開いて腸管穿孔となって、お腹の中に便が溢れ出て腹膜炎が急激に進行し命に関わってきます。「食餌以外のものを食べてしまったかしら?」、「おもちゃが一部分なくなってしまった」など、ご心配があれば、早めに診察をお受けください。

 

 

 

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