症例紹介

CASE

  • 2018.12.6

No22.外科症例(犬、会陰ヘルニア)

去勢をしていないシニアの雄犬。

お尻が膨れている、とのことで来院されました。

お尻を見てみると、会陰ヘルニアを起こしていました。

会陰ヘルニアとは、去勢をしていない子に多く見受けられる病気です。お尻の筋肉が薄くなり、筋肉と筋肉が継ぎはぎで合わさる部分に隙間が生じてしまうことで、そこからお腹の中の臓器が飛び出してしまう病気です。

筋肉が薄くなり生じる病気であるため、手術が必要となります。

今回は、

会陰ヘルニアは片側が発症すると、かなりの確率で逆側にも発生します。

会陰ヘルニアは、老齢の去勢をしていない犬ではよく見受けられる病気です。大きな症状がなくても、早期に手術を行い治療をすることが推奨されています。筋肉の隙間から飛び出てきた臓器は、炎症をおこしたり、血の巡りが悪くなって、壊死してしまうことがあるためです。

 

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