症例紹介

CASE

  • 2022.6.9 症例紹介

内科症例(2か月齢の犬、脱肛)

アニフェアの里親募集で引き取られたトイプードルの子犬ちゃん。

お家に迎え入れて頂いた当初から脱肛があったため、治療を行っておりました。

排便後や興奮時に肛門が赤くなり、脱肛してしまうとのことでした。手術の必要性を見極めるために、まずは外用薬の塗布を始めました。抗炎症作用のある軟膏の塗布でかなり良化しましたので、手術は必要ないと判断しました。

綺麗に戻ってよかったですね!食事の量も増え、体重も1㎏を超えてきました。グングン成長し、元気いっぱいにしています。

<脱肛(直腸脱)>大腸は回腸・盲腸・結腸・直腸から成りたっています。直腸が反転して全て出てしまう状態を直腸脱といい、直腸の粘膜だけが出た状態を脱肛といいます。

特に下痢をしやすい子犬や若年の犬に多いとされています。主な原因としては、頻度の多い下痢、直腸炎、便秘による過度ないきみです。それにより、肛門の筋肉(肛門括約筋)が緩み、脱肛してしまうのです。

症状としては、痛みを伴う排便、肛門からの出血、便が出ないのに何度も排便のポーズをとるしぶりという状態になるなどがあります。放置すると犬がしぶりを繰り返し、舐めたり噛んだりすると出血します。また、激しい炎症を起こしたまま時間が経つと、壊死してしまう可能性もあります。

主な治療法は外科手術です。軽度の場合は、粘滑剤などを使い用手法で整復をしますが、再発が認められます。そのため、手術が必要となるケースも多くみられます。

皆さまのペットちゃんも肛門から赤い物が出ているなどの異常が認められた場合、当院にご相談下さい。

 

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MORIYA Animal Hospital
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