症例紹介

CASE

  • 2018.9.6

マイクロチップの必要性

もし、突然ペットがいなくなってしまったら。。。

呼んでも返事をしてくれない

自分で名前や住所も伝えられない

そんな非力なペットがもしもいなくなってしまったら、、、なんて恐ろしい事はできれば考えたくもないですよね。でも、災害やトラブルはいつ・どんな時に起きるかわかりません。

また、「郵便屋さんが来て扉を開けたら逃げてしまった」、「洗濯物をしようとベランダへ出た時に外に行ってしまった」などのケースも大変多いです。特別なアクシデントがなくても、ペットが迷子になってしまうきっかけは、実は日常にたくさん転がっています。

ペットたちは、どんなにお家に帰りたくても、どんなに飼い主さんに会いたくても、言葉で何かを伝えることはできません。

もし迷子になってしまったら、人もペットも辛い思いをしなければなりません。

実は、私も飼い犬がいなくなってしまった経験があります。子供たちが出入りして玄関を開けっ放しにしてしまったほんの数分で、外に出て行ってしまいました。毎日毎日家族全員でとにかく探し回りました。ビラを貼ったり、保健所や警察署に連絡したり、できることは全てやってもなかなか連絡もなく、生きた心地のしない日々でした。1週間たったある日、無事保護されたとの連絡を受け、その方のご自宅に迎えに行った時の嬉しさと言ったら。。。結局、2駅分も離れたところで保護されていた様です。保護してくださったお家では、たくさん可愛がってもらっていたようで、本当に有り難かったです。

車に轢かれてないか、食餌は大丈夫か、寂しい思いはしていないか、色々なことを考えてしまい、夜も眠れなかったあの時の思いは、もう二度と味わいたくはありません!!!

そのため、当院では全ての子に「マイクロチップの挿入」を推奨しています。

首輪じゃダメかしら?という質問も多く聞きますが、残念ながらいざというときはマイクロチップでないと効果を発揮しなことも多いです。

当院でよく見かけるケースは、①首輪が付いていて何か書いてあっても、古くなって字が読めない②すぐに抜けるタイプの首輪である(特に猫ちゃんで多い製品です)など、少し心配なものが多いです。首輪の場合、外れてしまうと意味を成しません。特に災害時は、火事で焼けてしまう、洪水で字が滲んでしまう、なにかの拍子に外れてしまうといった原因で、災害後に身寄りがなくなってしまう動物が多く報告されています。
そのため、身に着けるものでなく、体に埋め込むマイクロチップが必要となります。もしマイクロチップが入っていれば、専用のリーダーをかざすだけで、動物の名前、飼い主名、住所、電話番号など一通りのデータがすぐにわかります。また、首輪と違い、個人情報は隠されているため、防犯上も一切問題になりません。

当院では世界標準のマイクロチップを導入していますので、もし海外転勤になってもそのまま使うことができます。

マイクロチップはとても小さなカプセルですので、通常のお注射をするのと同じ要領で挿入できます。そのため、麻酔も必要はありません。

1)電話で予約

2)病院でマイクロチップを挿入

3)獣医師会に情報を登録

以上で終了ですので、とっても簡単です。

前日までにご予約を頂ければ処置ができますので、ご希望の方はお電話ください。

 

 

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MORIYA Animal Hospital
モリヤ動物病院(トリミングサロン・ペットホテル併設)
中町センター病院(町田市)
 東京都町田市中町2丁目15-18 TEL:042-726-1500
つきみ野病院(大和市)
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