症例紹介

CASE

  • 2023.1.8

内科症例(犬、角膜潰瘍の検査)

角膜潰瘍という疾患をご存じですか?

角膜潰瘍とは、何らかの原因で角膜に傷がついてしまった病気です。一番多い原因は、眼を擦ってしまったために起こることが多いです。たとえば・・・前足で目の周りを擦っていたり、お布団に潜るときに顔を擦っていたり、飼い主様の洋服に擦り付けていたり、、、みなさまも思い当たる場面を見たことがあるのではないでしょうか!?

では、どのように検査するのでしょう?

フルオレセイン染色という特殊な染色液で、眼球を染めます。正常は場合は、角膜表面には色は残りません。しかし、角膜に傷がついている場合には緑色に染まり、ブルーライトに発色します。

角膜潰瘍はとても多い疾患です。治療期間は症例によって異なりますが、早期治療であった場合は早いと3日程度で改善します。逆にこじらせた場合は数か月治療を要することもあります。

基本的には点眼薬で治療を行いますが、重症の場合は眼瞼縫合やコンタクトレンズ装着などが必要となる症例も多々見られます。

眼がしょぼしょぼしている、眼を擦っている、眼が赤いなどちょっとした異変を発見した時はすぐに病院にお越しください。

 

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MORIYA Animal Hospital
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