症例紹介

CASE

  • 2019.12.9

No46.外科症例(犬、皮膚腫瘤)

頚部に腫瘤ができ、来院したシニアのビーグル犬です。

みるみるうちに腫瘤が大きくなり、皮膚が耐えきれなくなり弾けてしまいました(獣医学用語では、自潰といいます)。自潰してしまうと、弾けた部位から出血したり、そこに毛などの汚れが付着してしまったりと、本人はもちろんのこと、お世話するご家族もとても大変な状況です。

そのため、手術を行い、摘出した腫瘤を病理組織学的検査することになりました。

気管虚脱や僧帽弁閉鎖不全症の基礎疾患がありましたが、手術は無事成功しました。また、広範囲に渡り切除手術を行ったため、皮膚が足りるかという問題もありましたが、特殊な皮弁術などを用いなくても縫合でき、シンプルな術式で終えました。

 

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MORIYA Animal Hospital
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