症例紹介

CASE

  • 2020.7.31

No67.外科症例(犬、肘突起成長版骨折)

「帰宅してみると犬が手を痛そうに挙げている」という主訴で来院した5か月令の子犬です。

検査を実施したところ、肘の成長板の裂離骨折が見受けられました。

↓ 健康な前肢:成長期の犬なので、成長板という黒い線が見られます。この、成長板から骨の成長が見られます。肘がある尺骨の成長板は2か所あります。

↓ 患肢:成長板のところで裂離骨折を起こし、肘の位置が外側にずれ込んでいます。その結果、成長板の黒い線が見えていません。この部位を触ると強い痛みがありました。

手術では、肘突起を正しい位置に戻し、その部位でピンニングを行い、テンションバンドワイヤーという方法で固定しました。

術後3週間でピンを抜去し、患肢のコンディションも良好です。無事治療は終了となりました。

 

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