症例紹介

CASE

  • 2021.6.10

No95.外科症例(犬、子宮蓄膿症が起因した非心原生肺水腫)

犬、ミニチュアダックスフンド、未避妊雌、13歳

他院にて、肺炎と子宮蓄膿症と診断され、当院に転院しました。

来院時は呼吸困難の状態で、すぐに酸素室で入院を開始しました。翌日の朝早くに意識が消失し、呼吸停止状態となり人工呼吸装置を付け、飼い主様に一日付き添って頂きました。最悪な状況が予測される状態でしたが、徐々に自発呼吸ができるようになり、意識も回復しました。

     

数日間、呼吸を安定させるため、酸素室での入院を行い、飼い主様との相談で手術に踏み込もうという結論となりました。

危険な状態での手術ですので、リスクが高いことを十分理解して頂き飼い主様が付き添いの上で子宮蓄膿症の手術を行いました。

子宮には膿が充満し、子宮角が重度に腫大していました。

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非心原生肺水腫も徐々に改善し、食欲も戻り、酸素室から出て元気に退院しました。

抜糸も無事に終わり、良かったですね。

ご家族の皆様も大変喜んでおりました。

 

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MORIYA Animal Hospital
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