症例紹介

CASE

  • 2023.10.16

No.211外科症例(犬、胃内および腸内異物摘出手術)

先日避妊手術を終えたばかりの1歳、トイプードルちゃんの症例です。

もともと食欲旺盛であった子が吐いてから食欲が低下したため、来院されました。

レントゲン検査では胃の中に食塊が認められたため、消化管運動促進剤と制吐剤を注射、皮下点滴を行いました。しかし、改善が無かったため翌日検査をしました。

まったく食べてないとのことでしたが、やはりレントゲン検査では胃の中は膨れていました。

その他、膵炎も認められました。異物を疑い、内視鏡検査を行いました。

内視鏡では、黒い布のようなものが幽門部(胃の出口)に詰まっている様子が認められました。

大きめの布のため、内視鏡手術での摘出は不可能であると判断し、開腹手術に切り替えました。

まず、胃内異物を摘出する目的で胃切開を行いました。胃切開手術にて、長くて黒色の布を大量に取りだしましたが、胃の出口から全ての布を引っぱり出すことが出来ませんでした。

そのため布を途中で切断し、胃を縫合しました。その後、腸からの摘出を試みました。小腸にも異物がしっかり詰まっていました。

小腸切開も同時に行い、腸からも大量に異物を摘出することが出来ました。

胃切開手術および腸切開手術により、全ての異物を摘出することが出来ました。

結局、布の正体は「ストッキング」でした。

数日間の入院で食欲も元気も取り戻し、明るい性格&食いしん坊さんに復活しました!!!退院後も良好な状態を維持し、抜糸も終えました。

術後のトリミングで、ふわふわプードルちゃんに元通り♡

これからは異物に注意して、元気に毎日を過ごしてください★

 

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