症例紹介

CASE

  • 2024.1.18

No.223外科症例(犬、脾臓リンパ腫における脾臓摘出手術)

8歳、トイプードルの症例です。

症状はありませんでしたが、健診での超音波検査にて、5㎝程の大きな脾臓腫瘤が認められました。

飼い主様と話し合い、脾臓腫瘤を摘出することとなりました。脾臓腫瘤の摘出は、部分的に腫瘤を切除するのではなく、一般的に脾臓の全摘出が行われます。

 

 

 

 

 

 

脾臓は出血しやすい臓器のため、腫瘤が破裂すると大量出血で命を落としてしまう可能性が高いです。そのため、脾臓に腫瘤を認めた場合、症状がなくても手術をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

手術のあとも状態が良く、翌日には退院しました。

脾臓腫瘤の病理検査結果は「悪性リンパ腫」という癌でした。今後、肝臓などへの転移の有無の定期検査や抗がん剤治療などしっかり飼い主様と検討していきたいと思います。

 

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