症例紹介

CASE

  • 2023.5.26

内科症例(犬、アレルギー)

帰宅すると目が腫れていた、という主訴でご来院された症例です。

来院時は、結膜が腫れ上がり、瞬きすることもできない状況でした。

白目の部分(眼球結膜)も腫れて浮腫を起こしています。瞼も膨れ上がり眼のまわりも全体的に一回りサイズが大きくなっています。

急性のアレルギー反応を疑い、治療を開始しました。アレルギーは人間と同じ様に多くのアレルゲンが知られています。また、食べ物だけでなく、環境中の物質や花粉など目に見えないものも多いため、室内にいるだけでもペットちゃんがアレルギーを起こしてしまう事例は珍しくありません。

アレルゲンを特定するためには、血液検査が必要となります。しかし、薬物に対するアレルギーなど、検査では見つけることのできないアレルゲンも存在します。

治療の甲斐もあり、翌日にはすっかり腫れが落ち着きました。

いつも通りすっきりとした目元になり、瞬きもしっかりと出来るようになりました。念のため、数日間、飲み薬を服用してもらい、無事治療は終わりました。

アレルギー反応は実に多様な症状を招きます。本症例のように腫れてしまう子もいれば、嘔吐してしまう、お腹がゆるくなる、赤くなる、痒くなる、熱が出るなど病気のサインは多岐に渡ります。また、症状が出るまでの時間も短いことが多いです。万が一、普段と違う点があれば、すぐにご相談ください。

 

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