症例紹介

CASE

  • 2023.5.24

No.189外科症例(猫、18歳、アポクリン導管腺腫切除)

18歳の老齢猫(スコティッシュフォールド)、去勢雄の症例です。

他院で長年にわたり、経過観察するようにと言われた皮膚腫瘤が巨大化してしまって困っているとのご相談で当院に来院されました。高齢猫のため、手術は出来ないと言われていたようで、定期的に針を刺して液体を抜いていたそうです。

初めは18歳であったため、当院でも液体を抜いて経過を診ましたが、徐々に大きくなっていくため、飼い主様と話し合いの末に手術をすることとしました。

手術前検査もしっかり実施したうえで軽度の腎障害はありましたが、手術は無事に終わりました。

腫瘤の病理組織検査結果は「アポクリン導管腺腫」という、良性腫瘍性病変でした。

良性でしたが、腫瘍性病変であったため徐々に巨大化していました。

傷も治癒し、手術から14日後には抜糸もしました。

 <抜糸した日の写真です>

高齢での手術でしたので飼い主様とよく話し合いをし行った手術でした。無事に成功し飼い主様にはとても満足していただけました。

 

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