症例紹介

CASE

  • 2021.9.18

内科症例(犬、皮膚糸状菌症)

雌のチワワちゃんが皮膚病を主訴に来院しました。全身に円形の脱毛が散在し、痂皮が認められました。

   

皮膚検査にて、皮膚糸状菌症と診断し、シャンプー療法と抗真菌薬で治療を行いました。

1か月後、トリミングで全身カットを行い、皮膚病もしっかり良化しました。

皮膚糸状菌症とは、、、

皮膚糸状菌症は、糸状菌という真菌(カビ)に感染することで皮膚に炎症が起こる病気です。 皮膚糸状菌は、皮膚や爪、被毛などの角化細胞で増殖することによって症状を引き起こします。 肉眼所見は脱毛、フケ、皮膚の赤みであり、痒みなどが出たりすることもあります。ひどい場合には全身の皮膚に広がります。  皮膚糸状菌症は人獣共通感染症であり、他の犬や人にうつります。皮膚糸状菌症と診断された場合には、同居犬や同居猫と隔離し、人への感染予防にも十分努めましょう。もし、飼い主様も皮膚病変が見られた際は、皮膚科を受診してください。

 

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MORIYA Animal Hospital
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