症例紹介

CASE

  • 2021.9.19

No118.外科症例(猫、顔面の肥満細胞腫)

17歳の高齢猫ちゃん、右の顔面が腫れていたが、その部位が破裂して出血してしまったとのことで来院しました。飼い主様は同居猫とケンカして、怪我をしたのではと疑っていたそうです。

傷の状態を診察し、内科で治療することは困難と判断し、手術で治療を進めることとしました。実際に、切開してみると広範囲に組織が壊死していたため、出来る限り切除し、デブリードしました。

切除した組織を病理組織検査センターに外注検査を依頼しました。      

傷は2週間で綺麗に治り、飼い主様も安心されました。

病理組織診断は「肥満細胞腫」という悪性腫瘍でした。

完全切除が不可能だった点および悪性腫瘍であったため、再発などのリスクを考え、抗がん剤の治療をご提案しましたが、高齢猫であるという理由からこのまま様子を見たいというご意向でした。

 

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