症例紹介

CASE

  • 2022.10.8

再生医療・脂肪幹細胞療法(犬、椎間板ヘルニア)

椎間板ヘルニアのシニア犬です。

かかりつけ病院で診断と治療をしてもらっていましたが、なかなか痛みの症状が改善しないとの主訴で当院にご来院されました。キャンと痛がり、なかなか動こうとしない。歩き方がぎこちないとのことでした。

当院での治療の一環として、一般的な内科治療に併せ、レーザ治療と脂肪幹細胞療法を行いました。治療を開始してから日を追うごとに痛みが軽減し、脂肪幹細胞療法を行った翌日には本人が走りたがるほどの改善を見せてくれました。しかし、椎間板ヘルニアは安静がとても重要となる病気です。そのため、しばらくはお散歩も我慢してもらい、治療期間中はのんびりと生活するようにお家でも工夫をしていただきました。

脂肪幹細胞療法を行った2週間後には、他の内科療法も全て終了とし、無事、今まで通りの生活となりました。

かかりつけ病院での初期治療に反応がなかったため、飼い主さんも心配をしていましたが、すぐに元気になってくれて私たちもほっとしました。

一度、椎間板ヘルニアを発症すると、他の部位でも発症してしまう確率が高いので、今後も注意深く無理のない運動を続けましょうね。

 

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MORIYA Animal Hospital
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