症例紹介
CASE
- 2023.7.14
No.194外科症例(生後4か月の子猫、腸閉塞)
4か月齢のスコティッシュフォールド、雄の症例です。
嘔吐を主訴にかかりつけ医を受診し経過観察を指示されたが、嘔吐が改善しないとのことで当院にご来院されました。
吐物に異物が出たため、異物による嘔吐と判断しました。今後の方針として、体内に異物がまだ残存しているか又は胃炎のみの治療で良化するかを確認するため、当日は胃薬を処方しました。
翌日、お薬えを上手に飲めないとのことで来院されました。そのため、バリウム造影検査をご提案し、実施しました。バリウム造影検査では、小腸の途中からバリウムが流れず止まってしまいました。そのため、腸閉塞を疑い、当日に手術まで行う事にしました。
開腹手術で、小腸内に異物を発見しました。
腸内から摘出したものは・・・
でした。
無事に異物を取り出した後、小腸を縫合しました。
腸切開をしたため、数日間入院治療を行いました。
数日後、食欲もしっかり改善し、とても元気に退院しました。
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MORIYA Animal Hospital
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