症例紹介

CASE

  • 2023.7.14

No.195外科症例(モルモット、過長歯)

食餌の食べが悪くなってきたという主訴でモルモットが来院しました。

全身麻酔をかけてお口の中を確認すると歯が伸び過ぎ、左右の奥歯が接していたため、過長歯を切り整えました。

①が右の奥歯、②が左の奥歯です。歯が長くなってしまったことで、両側が繋がってしまっています。

げっ歯類の子たちは「常生歯」で、人と違い常に歯が伸び続けますが、実際には日々の食餌や生活で歯が摩耗するため常に一定の長さで保たれています。しかし、不正咬合で歯並びが悪くなると歯がぶつからず摩耗しないため、時間とともに歯がどんどん伸びて長くなってきます。

歯が長くなりすぎると食餌も採れなくなってきてしまいますので、定期的に歯のお手入れをしてあげる必要があります。

「食餌をあまり食べなくなった」「食べるときに変な音が聞こえる」「顔を見た時に前歯が見えやすくなった」など、気になることがありましたらご相談ください。

 

 

 

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MORIYA Animal Hospital
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